静岡県小水力等利用推進協議会から案内メール

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

一昨日(2月17日 金)、静岡県農業水利施設を活用した小水力等利用推進協議会(事務局:静岡県経済産業部農地局農地保全課)より、「令和4年度 情報連絡会」の開催案内をメールで頂きました。

 

 ※ 同協議会は、団体・民間企業・市民活動団体・土地改良区・行政など、職種は設計・コンサル・機器製造販売、設備工事等々150団体余が名を連ねています。

 

しまだ環境ひろばは、設立当初からの会員です。

 

協議会発足当時は、水力発電は脚光を浴びモデル発電所計画も立案されて、協議会活動も活発でしたが計画が頓挫してすっかり活動が下火化し、最近では情報連絡だけの活動で寂しい限りです。

 

発電機メーカも、次々と新商品を発表していましたがすっかり寂れました。これでは新技術・改良・コストダウンも進みません。

 

今回の会議は、日時:3月9日(木)15:00~16:00、会議の形式はオンライン(ZOOM)で、発表を希望する団体は事前に申し込んでほしい、というもの。

 

所要時間が1時間の中で、充実した情報連絡・発表が出来るか疑問がありますが、しまだ環境ひろばは、現在進めている島田川水力発電事業計画」の発表を登録しました。

 

しまだ環境ひろばでは、大井川用水路を活用しての小水力発電の実現のため、3つの取組みを推進しています。

 

 (1)島田市で小水力発電に取組めるように「ガイドブック」づくり 完成!

 (2)島田独自システムの構築 完了!

 (3)市民・土地改良区・発電メーカ・行政が協働して「モデル発電所の建設」

 

(1)(2)は終わり、この程(3)の島田川水力発電所事業計画」を立案しました。

 

しかし実現までのハードルは非常に高く(採算・助成金対象外・資金集め等々)困難です。

 

目的は、再エネ創出への貢献・緊急時電源の確保・売電による地元への還元・市民環境意識の醸成等々ですが、先ずは市内の用水路で一ヶ所、モデルケースを創りたい。

 

この程度の用水路で10Kwクラス(一般家庭10~13世帯分)の水力発電が可能なことを市民や事業者に分かってもらうことです。

 

これから計画への賛同者めぐりが始まります。