小水力発電創出の協力体制づくり進む!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

島田市の環境基本計画には、再生可能エネルギーである「小水力発電の創出について市の取組みとして、次のように記述されています。

 

 ■ 第一次環境基本計画(平成15年3月発令~平成25年3月迄の10年計画)

   河川での水力発電等の地域エネルギーの実用性について調査・研究を進める。

 

 ■ 第二次環境基本計画(平成26年3月発令~令和4年3月迄の10年計画)

   市内の豊富な水資源を活用した水力発電の導入について検討します。

 

計画に掲載されなければ研究・検討もあり得ないし、掲載されれば研究・検討の遡上に乗り実現の可能性もある。

 

先ずは計画に乗せるいうことが重要で、しまだ環境ひろばはこれに注力しました。

 

島田市議会でも取り上げられて、市は実施時期は定かではないが、市内のどこかの用水路を活用してマイクロ級の発電機を設置できないか、事業者に打診中で実現に向けて頑張りたいとの回答があり今日に至っています。

 

その後、関係者(発電機メーカ・用水路管理団体・しまだ環境ひろば・市)の数回にわたる会合で、誰が事業主体を引き受けようとも、関係者は最大支援するという申合せができました。

 

しまだ環境ひろばは、事業主体になるには荷は重いが、事業主体の探索や関係先(発電機メーカ・市・用水路管理者・電気のユーザー等)のコーディネーター役はできる。

 

今日(6月1日 水 pm)は、用水路を維持管理を担当しているO社の責任者と会合を持ち、めて協力関係の維持を取付けました。

 

国も2050年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロに、2030年度までに2013年比で46%削減を世界に公約し、再生可能エネルギーの創出拡大は公約実現の要です。

 

水力発電も重要な与件であり、本命の太陽光発電風力発電が立地条件で制約を受ける中で、再び小水力発電が見直される時がやってくると思われます。

 

水力発電は、持てる地域が頑張らなければ実現しない。島田市には候補地がいっぱい存在します。

 

とにかく、早く関係者(発電機メーカ・用水路管理団体・市民活動団体・市)を挙げて市内のどこかの用水路で実現したい。

 

今日、関係者の協力体制が概ね実現しましたので、これから事業主体候補と一緒になって調査・検討に入って行きたい。