今年度の「環境月間」を迎えて

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

来る6月5日(日)は、令和4年度の環境の日です。

 

1972年6月5日、ストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。

 

我が国では、平成3年度から6月の一ヶ月間を「環境月間」とし、全国で様々な行事が行われます。

 

国連では、日本の提案を受けて6月5日を世界環境デーと定め、世界各国でこの日に環境保全の重要性を認識し、行動の契機とするため様々な行事が行われます。

 

静岡県でも県内の自治体を中心に、この一ケ月間、環境維持保全の意識を高揚するための各種行事が開催されます。静岡県ホームページを参照)

 

また島田市では、この一ケ月間、島田市図書館にて環境月間コーナーを設けて、環境を啓蒙するための各種展示がされる他、市役所職員による毎月第三金曜日の「ノーカーデー」の実施や、5月1日から10月31日までクールビズ「夏季軽装」が実施されています。

 

残念ながら、市民の自発的行動やイベントは予定されていないようです。

 

島田市では10年程前は、環境月間には市民環境活動団体が主催して、多くの市民団体・事業者・行政各課が所狭しとブースを構えて島田市環境展」を盛大に開催しましたが現在はその勢いもなく隔世の感があります。

 

 ※ 環境展は、それまで秋に実施していた「くらしのフェア」と合併し、島田市くらし・消費・環境展」に衣替えして毎年10月に実施、令和4年度の当展示会は11月に開催されるようです。

 

 ※ しまだ環境ひろばは、両方の展示会に連続出展、勿論衣替えした「くらし・消費・環境展」にも連続出展し、過去6回、実行委員長を担って来ました。

 

地球温暖化防止、脱炭素、ゼロカーボン、カーボンニュートラルなどなど、キーワードが飛び交う今日ですが、市民による環境保全活動を途絶えさせてはなりません。

 

産業界では華々しい脱炭素競争が始まっていますが、私たち国民・市民に課せられた使命は、毎日のくらしの中に存在する、小さな無駄、勿体ないこと排除することです。

 

一人の力は小さいが、まとまればとてつもなく大きい。

 

今年度の環境月間を迎えて、決意を新たにしました。