NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
昨日(10月16日 土)は、実は「島田市 くらし・消費・環境展2021」が開催される日でしたが、残念ながら3年連続中止となりました。
過去2回の中止の理由は、1回は新型コロナウイルス感染拡大ですが、あとの1回は児童や父兄が動員される重要な行事と重なり、それに気が付かずに開催日程を決めた実行委員会の判断ミスでした。
それだけに尚更、今年度の展示会は開きたかったわけですが、去る9月3日に開催した「第二回実行委員会」で断腸の思いで中止を決め、来年こそ捲土重来を期すことになりました。
早々と中止を決めましたが、展示会は準備期間がかかりますので已むを得ません。
市民による島田市の展示会は、嘗ては「くらし展」と「環境展」は分かれてそれぞれ6月と10月に開催をして来ましたが、6年前に合体合同して「島田市くらし・消費・環境展」として生まれ変わりました。
2つの展示会が合同しましたので、市内で活動する市民環境団体の殆どや事業者が参加し、非常に賑やかで盛況でした。
ところが、昨日の展示会にエントリーした市民活動団体は5団体、事業者は4団体、あとは市役所の関係7課で、本当にさびしいものでした。
今や環境をテーマにした展示会は花盛りの時代ですが、嘗て島田市の中に数十団体あった市民環境団体は次々と解散か自然消滅し少なくなってしまいました。
昨今では一堂に会する機会を企画する部門もなく、いくつ残っているのかもわからない。
市民団体は育つものなのか、育てるものなのか、再考を要する時です。
島田市環境基本計画の策定に携わった「しまだ環境ひろば」の責任を痛切に感じている今日この頃ですが、ごみの減量問題をテーマに、関連市民環境団体を集めて「先端都市の視察会」「勉強会」「体験会」「研究会」を何回も開催してきましたが、今は力尽きています。
島田市の生活や環境問題に携わる市民団体が唯一協働開催する「くらし・消費・環境展」の中止は誠に忍びなく残念でなりません。
9月3日に中止を決めた「第二回 実行委員会」では、一年後の成功を期してしまだ環境ひろばより次の2つの提案をしました。
■ 出展する参加市民団体・事業者の増強を図ること。
■ 来場者の増加を図るため、子供や父兄向けの「環境劇」や、「環境映画と対談」などの同時開催 例えば、
◆ たんぽぽ劇団の環境劇
◆ ドキュメンタリー映画「穏やかな革命と監督を交えたシンポジューム」など
半年をかけて準備をし是非共、捲土重来を期してもらいたい。