「小水力発電」に思いを巡らす。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(5月2日 月 am)は、島田市在住で普段は東京の会社に勤務しているというTさんにお会いしました。

 

過日メールにて、島田市の用水路を見て水力発電ができないかと、インターネットなどで調べていたところ、「しまだ環境ひろばの日記」に行きついたとのこと。

 

筆者は、ブログ「しまだ環境ひろばの日記」には、小水力発電をちょくちょく話題にして投稿しており、Tさんはそれを見たのだろう。

 

今日は意見交換をすることになり、島田市地域交流センターで話が盛り上がりました。

 

島田市には発電で使い終わった大井川の水が、いくつかの用水路に分岐されて、豊富な水が絶え間なく流れています。

 

これを発電に使えないかと、Tさんならずとも島田市民なら誰でも思いを巡らすと思うし、しまだ環境ひろばもその一人だ。

 

島田市は電力の自給率38%(再エネ比率)で、太陽光発電(公共施設・一般家庭)、地熱発電川根温泉)、一般廃棄物焼却熱回収発電(田代環境プラザ)、小水力発電(伊太発電所・細島発電所・赤松発電所)などを擁し全国トップクラスです。

 

水力発電に取組めば自給率を伸ばす余地は十分にあります。

 

しかし一時脚光を浴びた「小水力発電は、太陽光発電風力発電に押されて最近はサッパリです。

 

水利権に代表される規制と、コスト(採算)と、用水路のごみ処理等に邪魔をされ、多くの計画が頓挫しています。

 

2大要因は、規制と採算だ。

 

これだけの財産を持ちながら普及しないのは、何かが間違っているのではないか。

 

しかし、COP26による「カーボンゼロ宣言」や「ウクライナ戦争」でエネルギー事情は大きく変わり出しました。

 

地球温暖化は待ってはくれない!

 

太陽光発電の限界や、風力発電の難易性から、他の再生可能エネルギー(小水力・地熱・バイオ)を再評価する気運が高まってきました。

 

今日はTさんと意気投合しました。

 

いつの日にか、それぞれの立場で具体的な話にしたいものだ。