地元の「大井川土地改良区」さんを訪問

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今、世界の最重要問題は、地球温暖化防止」と言っても過言ではありません。

 

対策としては種々ありますが、最重要課題は、何と言っても「脱炭素」とそれをカバーする「再エネの創出」でしょう。

 

世界も、日本も、国連・国・自治体・産業界レベルで力強い動きを始めました。

 

そういう中で、小さな小さな活動ですが、しまだ環境ひろばも過去17年間の活動の中で「小水力発電の創出」について尽力してきました。

 

何故か、再エネの創出(太陽光・風力・小水力・地熱・バイオ)は、その可能性を持っている国や地域が頑張らないとできないということです。

 

島田市には、大井川という遺産があり、用水路には常に豊富な水が流れているからです。

 

 ◆ 当会の中に、「小水力発電意見交換会を作り研究・検討を進めています。

 ◆ 「第一次島田市ゆめ・みらい百人会議」にエントリーして庁内に島田市水力発電合同検討会」を立上げ、研究・検討を進め、「小水力発電ガイドブック」を作り上げました。

 ◆ 静岡県農業水利施設を活用した小水力等利用推進協議会」入会し活動報告をしました。

 ◆ 平成27・28・29・30年と4回連続「島田市・くらし・消費・環境展」に出展し、市民の環境教育も兼ねてアピールしてきました。

 

この間、県内及び近隣の運転中の「小水力発電所」の見学や、小水力発電の候補地である「大井川用水路」見学を市民を同伴して実施して来ました。

 

しまだ環境ひろばとしては、相当の資料やデータの入手、先進地区の見学もこなし、もう視察・研究の時期は終わったと考えています。

 

市内の用水路のどこかで実行したい、という思いになっています。

 

島田市内には、国営(伊太発電所県営(細島発電所などの中規模小水力発電所が既に立ち上がっていますが、それを主体となって維持管理しているのが「大井川土地改良区」さんで、しまだ環境ひろばの小水力に係る活動は、同団体の協力無くしてはできませんでした。

 

実は、島田市環境課さんにも、その後の状況フォローも兼ねて意見交換会の申し入れをして、来る10月22日に関係者による会合をセットしたとの回答を得ていました。

 

今日(10月20日 水 am)は、暫くご無沙汰していた大井川土地改良区さんを空振り覚悟で訪問をしました。

 

やはり、これまでの担当者は変わっており、現担当者も不在でしたが、幸い事業担当のT参事さんと立ち話で面会し、当日は忌憚なく話合いをすることを約束して辞しました。

 

今日は突然の訪問でしたが良かった。

 

やはり、小水力発電には現場なりの苦労が相当あるようです。

 

来る22日は、その辺りも含めて今後の方向を決めたいものです。

 

具体的候補地や事業推進は、ガイドブックに掲載してあります。

 

10月22日は、良い方向が見だせると良いのですが。