公道にはみ出す「栗の木」の剪定に出動!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(10月21日 木)は、しまだ環境ひろばが維持管理している、「伊太八幡宮西市民農園の側道に生えている2本の栗の木の剪定作業に会員4名で出動しました。

 

「伊太八幡宮西市民農園」は、私有地ですが嘗てはうっそうとした放置竹林で、しまだ環境ひろばが地主の了解の下で竹を皆伐して、では果樹園に再生して市民や会員の環境教育の場に活用している農園です。

 

農園と側道(市道だと思う)の境に栗の木が生え、いつの間にか大木になり、最近になって2つの陳情が当会に届いています。

 

何とかしなくてはならない。

 

 ◆ 市民農園の直ぐ前に「矢倉山」の登山道入り口があり、道行く市民より、トゲのついた栗の実が頭に落ちて来て非常に危ない。

 

 ◆ 地元で栗や梅を生業にしている農家より、側道に落ちている栗を拾って持ち帰る市民がいるが、それを黙認すると栗や梅畑に入って持ち帰る市民がいる。側道に落さないで欲しい。

 

今日はそれを解決するために、側道にはみ出した栗の木の枝を思い切って落としました。

 

高所作業で、危険も伴いましたが何とか完了、怪我もなく良かった!

 

これで暫くの間は大丈夫でしょう。

 

しまだ環境ひろばは、島田市環境基本計画」に書かれている「森林を守る」「農地を守る」に即して市と協働して、ボランティア(無報酬)で活動しています。

 

 ■ 第二次環境基本計画 29頁 「森林を守る-市民の取組み」

   ◆ 放置竹林の伐採や下草刈りなどの森林管理に参加・協力します。

   ◆ 地域での里山整備に参加・協力します。

 

 ■ 第二次環境基本計画 31頁 「農地を守る-市民の取組み」

   ◆ 市民農園の利用を進めます。

   ◆ 農作業体験に参加します。

 

竹林整備や市民農園の整備は、環境基本計画の中で市の重要施策として取り上げられており、しまだ環境ひろばは最大限協力しています。

 

確かに放置された竹林・梅林・農地の多くは私有地ですが、農家の高齢化・後継難で私有地だからと言って放置しておくわけには行きません。

 

市の農業振興課も、同じ思いを共有化しているしまだ環境ひろばも、微力ながらボランティアで支援・協力しているのです。

 

市内で活動している市民団体は皆同じ思いです。