国や県のやることは地域を応援することだ。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

昨日(2月16)、静岡県経済産業部農地局 農地保全課 農地整備班さんより、「第2回農村再生デザインセミナー」の案内が届きました。

 

当農地整備班さんは、静岡県農業水利施設を活用した小水力等利用推進協議会」の事務局で、しまだ環境ひろばはその会員です。

 

セミナーの中身は、企業と地域が連携して実施している取組みをフォーカスして紹介しているもので、水力発電の創出に取り組んでいる団体にお薦めだという。

 

しまだ環境ひろばは、地域の企業と連携・協働して、市内の至る所を流れている大井川用水路の活用による小水力発電を目論んでいますので、早速聴講の申込みをしました。

 

コロナ禍、オンライン聴講(2月24日 13:30)だそうです。

 

こうした、セミナーの案内はうれしいお誘いですが、事務局に望みたいことは、水力発電の実質的応援です。

 

島田市では、第4基目の小水力発電所が、農業用水路の規制を突破できず敢え無くダウン、折角盛り上がった機運を削いでしまいました。

 

規制をクリヤーしようとすると膨大な資金を要し、とても採算が合わなくなる。

 

今、世界も日本も、2030年を節目にして、2050年までに「カーボンゼロ」を目指しています。

 

そのカギは、再生可能エネルギー飛躍的に増大させることが最大の課題だ。

 

再生可能エネルギーの創出は、持てる国、自治体が頑張らなくては達し得ない。

 

持たない国、自治体ではできないのである。

 

水力発電は、水の無い国、地域ではいくら頑張ろうとできないのである。

 

島田市には、その水がある。

 

国や県は、地域のやる気をどう実現するかです。規制緩和は掛け声だけか。

 

水力発電の創出は、思い切った規制の緩和、コストダウンがカギなのである。