「真の連携・協働」について考える!
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(2月16日 水 pm)は、島田市市民活動センター(NPO法人 クロスメディしまだ)より、「市民活動の協働について」の取材を受けました。
島田市市民活動センターは、市民と行政の間にあって市民の悩みや相談に乗る、中間組織として重要な役割を担っています。
さて「協働」とは、世古一穂先生は、「生活する地域について考え、行動し、責任を分担することによって、住み続けたいまちづくりを実現することだ」と言っています。
そして、「お互いを理解し合いながら、共通の目的を達成するために協力して活動すること」「社会の課題解決に向けて、それぞれの自覚と責任の下に、その立場や特性を認め合い、目的を共有し、一定の期間、積極的に連携・協力することによって、公共的な課題解決にあたること」であると言っています。
更に、各地の協働は未だに試行錯誤の段階にあり、真の協働を実現するためには、社会的仕組みやルールを整えて行く必要があると加えています。
自治体の各種計画には、「連携・協働」、「市民が主役」、「市民参加のまちづくり」等の文字が踊っていますが、真の協働の実現は実に難しい。
しまだ環境ひろばも、会の設立以来、市民・市民グループ・事業者・行政と「連携・協働」してきましたが、長続きせず、目的の達成や成果の面から見るととても達成感や満足感を得られる域まで達していません。
今、市民団体は、高齢化・会員減少・後継難などで悩み、市民団体の数も急速に減少しています。
この要因は何か?
どうも連携・協働の無さ、稀薄さが影響していないか。
過去15年、しまだ環境ひろばの活動に関わって来た筆者も最近、「連携・協働」の必要性を強く感じるようになってきました。
行政もこれから迎える人口減少の中では市民の協力は不可欠であり、「連携・協働」について真剣に考え始めたことは確かである。
一市民団体の力は小さい。人を育成していく力もない。
連携・協働は人を育てる! 賢い市民も育っていく!
今日の取材は正に「連携・協働」に焦点を当てたもので、筆者も真剣に対応しました。
取材の目的は、成功している市民グループの協働事例をパンフレットに纏め、市民グループに協働の大切さ、必要性をアピールするという。
しまだ環境ひろば自身も協働で悩んでいますが、一緒に考えたいと取材に協力しました。
内容は、パンフレットができた時のお楽しみにしたい。