地域情報誌・ココガネ4月号「協働特集」を見て

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

新聞折り込みで、4月号 cocogane(ココガネ)Vol84」が届きました。

 

「月刊 ココガネ」は、NPO法人クロスメディアしまださんが発行している地域情報誌で今月号は、島田市で活動している市民グループ「協働」特集です。

 

 ※ NPO法人クロスメディアさんは、市と市民を繋ぐ中間組織「市民活動支援センター」の役目も担っています。

 

総合計画を筆頭に各種計画の中には「連携・協働」の文字が踊っています。

 

地域における「連携・協働」は、一般的には市民・市民グループ・事業者・行政がお互いの立場を理解し合いながら共通の目的達成のために協力し合うことを意味しますが、これが実に難しい。

 

去る2月16日、NPO法人クロスメディアしまだの記者さんから、しまだ環境ひろばの協働の取組みについて取材を受けました。

 

今号に掲載された協働特集はその時の取材の結果です。

 

しまだ環境ひろばの協働の取組みは「手づくり味噌の会」の運営に代表されますので、協働の相手やその内容の取材を受けました。

 

   <手づくり味噌の会の連携・協働活動の内容紹介>

 

 ■ 市民への広報: 島田市農業振興課さんと協働して広報しまだに「手づくり味噌の会」の公募記事を共同掲載

 ■ 素材の手配: 有機・無農薬栽培を手掛ける「園田農園」さんと大豆や米麹について一年前から綿密な打合せ

   ◆ 耕作放棄地を活用した大豆栽培について打合せ

   ◆ 米麹・塩の手当ての打合せ

 ■ 会場と日程と講師の手配: 「園田農園」さんと半年前から打合せ

 

手づくり味噌の会」は、事業者(農家)と行政との連携・協働がうまく行き、今や市民の参加者は100名規模になり更に増えつつあり成功事例と言えます。

 

今月号には、しまだ環境ひろばの他に、次の市民グループの連携・協働活動の成功モデルが掲載されています。

 

 ■ 活動団体「島ママDream」 協働事例「富士山santaキャラバン」の紹介

 ■ 活動団体「Study Like Playing] 協働事例「放課後ひだまり教室」

 ■ 活動団体「はつくら こども・つながり研究所」 協働事例「はつくら こども食堂

 ■ 活動団体「障がい者福祉連絡会」 協働事例「バリアフリー てけてけ隊 島田市商店街探検ツアー」

 

このように、この類の協働は実にうまく行くのですが、いざ社会的課題なると、例えば「ごみの減量問題」とか「再生可能エネルギーの創出」などの連携・協働は俄然難しくなり、簡単にはできない。

 

イベントやお祭りでの連携・協働は誰でもできるわけです。

 

社会的課題にはそれぞれの立場の事情や利害が絡む。

 

真の協働は、実は社会的課題に取り組んだ時にその成果が問われる。

 

しまだ環境ひろばは、是非この分野での「真の連携・協働」を実現し、成果を出してみたい。