NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
去る12月1日、「NPO法人 Kメディアしまだ」のO理事長さんと情報交換の場を持ちました。
「NPO法人 Kメディアしまだ」さんは、島田市から「しまだ市民活動センター」の運営業務を請け負うと同時に、独自で市民活動の企画・実行や機関誌を発行して市民に無料配布するなど、活発な活動をしている団体です。
お互い、NPO法人の代表者兼事務局として、悩みや思いを共有化しており、当日は忌憚のない意見交換をしました。
しまだ環境ひろばからは、行政や事業者や他の市民団体との連携・協働のあり方について悩みを提案しました。
しまだ環境ひろばは、環境問題をテーマに、いろいろな団体と連携・協働していますが、成果や達成感が乏しくやりがいに欠けるという悩みを訴えました。
<連携・協働して成果を上げ、やりがいを満たしたい案件はいっぱいある!>
◆ いくつかの耕作放棄地を再生し、市民農園を維持管理していますが、もっと市民の参加率を上げたり、収穫を向上したり、地産地消に貢献したい。
◆ 耕作放棄地を活用して大豆の生産量を上げて、手づくり味噌のファンを増やし、安心安全で伝統食の手づくり味噌を市民に普及させたい。
◆ 生ごみや雑紙の分別を市民運動化して実績を上げてごみの減量化に貢献したい。
◆ 行政・事業者・市民団体の連携・協働の素材はこの他にいっぱいあります。
しまだ環境ひろばの、やりがいや達成感に欠けるという悩みは理解できるが、連携・協働は、問題や課題を共有化し納得し合うことがスタートであり、先ずはそこから努力して見ることが肝心だとのアドバイスあり。
一方通行の連携・協働の訴えはかえって関係を悪くする。
一方、「Kメディアしまだ」さんも、行政と市民(団体)の中間にあって、「しまだ市民活動センター」の任務を担ってい中で、市民活動をどう活性化し盛り上げていくか、非常に悩んでいると発言がありました。
◆ 今も市民活動を始めてみたい人、何かやってみたい人は確実にいる。若い人は課題や問題意識よりも、自分の好きなことや得意なことをまちづくりにつなげて行こうとしています。
◆ そんな人たちを応援しながら、市民と行政の本当の協働のまちづくりができないかを悩んでいるので、しまだ環境ひろばの協力を願うとのこと。
当日は結論は出ませんでしたが、これからも協働のまちづくりの難しさや悩みを共有化し、協力をして行くことを約束しました。
最後に近々、「島田市のNPO法人の集い」の結成を約して散会しました。
Kクロスメディアしまださんの健闘を祈念したい。