NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
去る10月、島田市 市民活動センター(NPO法人 クロスメディアしまだ)から、「活動状況調査」と「アンケート」が、市民活動団体宛てに発送され、当しまだ環境ひろばにも届きました。
「島田市 市民活動センター」は、静岡県 環境部県民生活課NPO班の管轄下で、県内の市民活動団体の相談や支援を行っている、「ふじのくにNPO支援センター」と同じ様に、島田市と市民活動団体の間にあって、中間的役割を担っている組織です。
行政だけでは対応できない相談ごとや各種支援の案件を、個別相談に応じており市民活動団体にとっては頼もしい組織です。
しまだ環境ひろばも、時々同センターを訪れて、情報交換や相談をしています。
昨日、活動団体紹介シート(4活動)とアンケートを提出し受理されました。
<活動紹介シート * 活動を紹介しながら活動への参加の薦め>
1.手づくり味噌の会で自分用の味噌をつくりませんか。
2.耕作放棄地を再生して、市民農園の開設と運営をしています。
3.家庭から出るゴミ(燃えるゴミ)を減らしませんか。
4.しまだエコ活動に参加しています。(市の環境課に9つの活動を登録)
アンケートの自由回答欄には、行政や事業者・他の市民団体との連携・協働の橋渡しをお願いしました。
行政は市民の暮らしの便宜を図るため、多岐に渡るサービスや施策を展開しています。
その中には、うまく行っているもの、うまく行っていないもの、いろいろあります。
市民活動団体は、普段の暮らしの中から課題を発見し、その解決の方策を共感する人々と団体を組んで見つけていく活動を行っています。
市民活動団体は、一市民ですが、一般市民よりは当該問題についてちょっと先を行っている市民です。
抵抗団体ではありません。
多岐に渡っているサービスや施策の中には、市民団体と連携・協働すればもっとうまく行く案件がたくさんあります。
嘗て、島田市には環境活動市民団体が数十団体ありましたが、会員減少や高齢化でどんどん自然消滅しています。
その中には、やりがいや達成感を失って消滅した団体もたくさんあります。
行政や事業者・他の市民活動団体との連携・協働は、市民団体の消滅を防ぎ活性化する起死回生策になるのではないだろうか。
市民団体は、自然に育つものか、それとも育てられるものか?
筆者は、両方だと思います。
市の計画には、「市民参加」・「市民との連携・協働」の文字が踊っていますが、最近案件ごとの連携・協働が全くありません。
市民と事業者・行政との中間組織、「市民活動センター」には、是非その仲介を担ってもらいたい。
案件はいっぱいあります。