島田市は、全国トップクラスの再エネ創出市だ。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。


今月号の静岡県広報紙 「県民だより」 の3ページに、「エネルギーの地産地消に向けて」 の特集記事が掲載されました。


私たちの暮らしや企業活動に必要不可欠なエネルギーを、温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーで、しかも消費地の近くで創り出す、いわゆる「エネルギーの地産地消」を強く訴求しています。


静岡県の豊かな自然環境を生かし、太陽光や小水力、バイオマス、温泉、などの多様な小規模分散型エネルギーの導入を進めるとしています。


再生可能エネルギーは、「太陽光」「風力」「地熱」「小水力」「バイオマス」の5つに分類されていますが、県民だよりの記事では、「小水力」が2番目にランクアップされています。


当然ですが、静岡県は全国有数の水の宝庫であり、当然の扱いです。


島田市に於いては、「伊太小水力発電所 国営」 に続いて昨年、「細島小水力発電所 県営」 が開設されました。


発電所とも、「大井川土地改良区」さんが維持管理をしています。


島田市は、平成30年の実現を目指す、エネルギーのベストミックスに書かれている、再エネ比率 22〜24%を優に越えて、全国トップクラスの再生可能エネルギーになっています。


最近では、川根温泉のメタンガスを活用した、「川根温泉メタンガス利活用発電事業がスタートしました。


島田市には、大井川の用水路が、網の目のごとく張り巡らされて、周りの市町村に供給されています。


水力発電の可能性は大です。


水は、小水力発電で使っても、減ることはありません。


空調が、「小型分散型」に大きくシフトする中で、「小水力発電」 は、何mおきに発電機を沈めるだけで小型分散型発電が可能です。


発電機開発の発展と共に、コストダウンが追随していけば、これが可能です。


是非共、「島田市の小水力発電所 3号機」の実現に漕ぎつけたいものだ。


将来は、小型分散方式の普及を図りたいものです。