昨日は、「小水力発電の候補地」探索を実施

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、小水力発電の関係者と情報交換を精力的に行っています。

 

市・大井川土地改良区・市議会議員・静岡県農業水利施設を活用した小水力等利用推進協議会(入会)・発電機メーカ等々と日頃から情報交換し、市内のどこかで「小水力発電」を創出することを研究・検討をしています。

 

昨日(6月17日 金 pm)は、某発電機メーカさんと、市内の有力候補河川を視察しました。

 

勿論、河川を維持管理している、市及び大井川土地改良区さんの了解の下です。

 

島田市の電力自給率は現在38%と恐らく全国トップクラスですが、昨年3月に島田市は、「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、その実現のためにはCO₂(二酸化炭素)を断つことは勿論必要ですが、再生可能エネルギーの創出拡大も最大の課題です。

 

再生可能エネルギーは、別名自然エネルギーとも言われ、自然環境(太陽・風力・水力・地熱・バイオ)を持つ地域が頑張らないと拡大はできません。

 

また頑張って拡大をしないと、発電機や付帯設備の製品開発や技術革新、ひいては肝心のコストダウンが進みません。

 

島田市には、発電で使い終わった豊富な水が、人為的に用水路に集めらられて水力発電ができる素地ができています。

 

これを利用しない手はありません。

 

しまだ環境ひろばは、平成15年(2003年)から、市や大井川土地改良区さんと連携・協働して小水力発電の可能性を研究・検討し、もう20年近く過ぎました。

 

 ■ 平成15年発令の「第一次環境基本計画」に小水力の文字を書き入れたのが始まり。

 ■ 平成25年発令の「第二次環境基本計画」に小水力への取組みを具体化した。

     ※ 市政は、基本計画に書いてないことは実行されません。

 ■ 平成27年に庁内に島田市水力発電推進合同検討会」を発足し今日に至る。

 ■ 平成29年島田市水力発電ガイドブック」をしまだ環境ひろば・大井川土地改良区・市が連携・協働して、小水力事業に取組む人のための手引きを制作しました。

 ■ 令和3年度の市議会にて、市は「マイクロ級の発電を市内のどこかで実行したいので有力事業者に当たって行く」との回答しました。

 

誰が事業主体になっても、市・大井川土地改良区・発電機メーカ・市議会議員・しまだ環境ひろばは、連携・協働して支援をして行くこともこの程約束し合いました。

 

今日の視察会を踏まえ候補地を絞った上で、関係者の話合いのタタキ台(計画概要書)を6~7月初旬までに作り上げることで今日は散会しました。

 

漸く動き始めました。