島田市のおもてなしは、小さな仕組みづくりから

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


過日、 「県民げんき・元気事業」 事務局さんから、来る11月8日 (日) 「伊太丁仏参道〜千葉山智満寺〜尾川丁仏参道〜伊太和里の湯までのウオーキング途中、地元 どうだん荘仕込みのお弁当を食べる。」 を実施したい。


ついては、しまだ環境ひろばに、丁仏参道の道案内とガイドを頼めないか。との依頼がありました。


しまだ環境ひろばでは、過去、「島田市里山30選」 や 「島田市の大井川用水路めぐり」 などを何回も開催していますので、千葉山ハイキングコースの案内は充分できますが、あいにく当日は、志太榛原地域森づくり連絡会行事他と重なり協力ができませんでした。


そこで、島田市の担当課や、他の団体を紹介したりしたのですが、かなり苦労された末、イベント企画の事務局から、何とかガイドを依頼したとのお礼の電話がありました。


島田市には、結構多くの観光資源や遺産があるが、多くの観光客を呼び込むまで活用できていないことが指摘されています。


島田市のお土産品や名物も、どこで何を売っているのかバラバラでまとまっていないとの指摘もあります。


島田市の観光ボランティアは機能しているようですが、ハイキングコースの案内や、説明などの仕組みは、どこに聞いてもわかりません。


また、島田市伊太地区には、バイオ発電所・ソーラー発電所・小水力発電所があり、さながら、再生可能エネルギーの里 (エコの郷) を形成していますが、通して説明できる人はいません。


有名観光地・遺跡だけでなく、ハイキングコースや、エコの郷、寺社仏閣などなど、ちょっとしたのガイドができる仕組みをつくる必要を感じます。


狭い地域の案内ができる人を公募し、必要が出た時に依頼するもので、地域にはそういう人がいっぱいいます。


そんなに、かしこまって、大それた仕組みはいりません。


そうすれば、今回のような依頼には即対応が可能となります。


そういう小さな対応から、 ”島田市のおもてなし” は始まっていくのではないかと思います。