市民団体は、後継難

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、今年8月で、設立14年を迎えます。


14年前、「第一次 環境基本計画」の策定の目的で集められた、「環境百人会議」を母体として結成された、「しまだ環境ひろば」は、この14年間、それなりの使命を果たしてきました。


「第一次 環境基本計画」 には、行政の取組みと並んで、市民の取組みがしっかりと書かれ、毎年の進行管理 (PDCA) が義務付けられました。


しまだ環境ひろばは、市民の先頭に立って、市民の取組みを実行することを期待され、この14年間、実行してきました。


しかし、この14年間で、会員の陣容もすっかり変わり、高齢化、会員減少、人材不足、後継難に見舞われています。


立て直しに努力してきましたが、どうにもなりません。


役員も、万年役員で、後継難です。


この環境は、全国的傾向でどこの市民団体も困却しているようです。


市民団体の役員には、命令権も指示権もありません。


それでも仕事を遂行するためには、自分でしょい込むか、率先垂範するか。


今日の作業の中で、一番辛い仕事は何か、その辛い仕事を率先垂範する人でないと、市民団体の代表は務まりません。


人は良く見ています。


いつも一番楽な仕事を選ぶ人、要領の良い人は、市民団体の長には向いていません。


人は良く見ています。


要領の良い人には人望は集まりませんし、そういう人が長になっても市民団体はうまく運びません。


長になる人材が枯渇しています。


何とかしなくてはなりません。