「エネルギー基本計画」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。


昨日 (7月3日) 政府は、中長期のエネルギー政策 「エネルギー基本計画」 閣議決定しました。


再生可能エネルギー大きく舵を切った内容になっています。


太陽光や風力などの再エネを初めて 「主力電源」 と位置付け、最大限の導入をして行く方針を明らかにしました。


結構なことです。


しかし、2030年の、電源のベストミックス計画 (電源構成) は変えていません。


 ■ 再エネ比率 22〜24%   ■ 原子力 20〜22%   ■ 火力 56%


再生可能エネルギーへシフトを強める一方で、原子力も重要電源と位置付けて、20〜22% を目指していますが、原発を可及的速やかにゼロ化することは、国民のコンセンサスになって来ています。


再稼働も殆ど進んでいこともうなづける話です。


2016年の再エネ比率は、15% (大規模ダム水力発電 8%を含む) ですが、コスト高からもう歯止めをかけようとする動きもあります。


このような状況から、もっともっと国を挙げての再エネ比率拡大を目指す必要があります。



そういう中で、静岡県島田市も、「太陽光発電」 と 「小水力発電」 に適した市ですが、静岡県のホームページから、「小水力発電」 の文字が消えてしまいました。


協議会もまだ存続しているのに!


水の利用をもう一度見直してもらいたいものです。


しまだ環境ひろばでは、大井川用水路を活用して、「モデル小水力発電」 の設置を模索しています。