しまだ環境ひろばの活動フィールドを視察
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今、世の中は、新型コロナウイルスの感染拡大で大変な状況です。
国により、都市により、その対応はまちまちですが、経済と感染拡大の狭間で為政者の手腕が問われています。
対応が速すぎる、遅すぎる、いろいろな意見がありますが、今は試練の時であり良い経験をし、いつ何時起きる危機や災害にこの教訓を生かしたいものです。
さて、身も心もふさぎ込んでいますので、久方ぶりに、しまだ環境ひろばが管理している市民農園2ヶ所、竹林1ヶ所、梅林1ヶ所の視察を行いました。
<御仮屋市民農園>
7年前に市の農林課さんから、耕作放棄地を開拓して市民農園をやって見ないか、との申し出があり、御仮屋市民農園を開園しました。
約600坪 6坪強/1区画 に区切って、41区画に整備、まだ空きがありますが、現在32区画 25名が思い思いの野菜や穀物を栽培して楽しんでいます。
今ではお年寄りの居場所、子供たちを含めた休日の団欒の場になり、地産地消にも貢献しています。
当会会員 管理人のHさんとSさんが、いつも草刈りを行いきれいに整備されています。
<中溝町コミュニティ農園>
10年前、街の真ん中に休耕田があるのは、景観も、環境も良くありません。地主の了解の下、市民農園を開設しました。
一昨年、地主さんから、近くの食品スーパーの駐車場にするからと、立ち退きの要請があり穏便に返還し、幸い少し残った(約80坪)畑を現在、一般市民3名が継続して、やはり野菜を栽培しています。
入園している、Sさん、Kさん、Mさんがいつもきれいに使ってくれています。
<伊太 八幡様西竹林>
もう10年以上前ですが、地元の農家のIさんが高齢で農業ができなくなり、約600坪の竹林の維持管理を、しまだ環境ひろばに託されました。
当時は、うっそうとした放置竹林でしたが、一部竹の子栽培を残して全て皆伐し、今では果樹園に樹種転換しています。
柑橘類やビワ・スモモ・ジュンベリーなどが取れるのでしっかり収穫したいのですが、手がありません。
いつも、会員のSさん、Kさん、H さんが草刈りはやっていますのできれいです。
数年前に植えた、もみじ、どうだんツツジ・アジサイなどが景観を保っています。
休憩小屋も、近くの矢倉山登山のハイカーさんに開放し喜ばれています。
<伊太 観音様奥の梅林>
数年前に、地元の農家のIさんから、しまだ環境ひろばに梅林の維持管理を託されました。
梅林の管理など全くの未経験でしたが、会員のSさんが、剪定から養生の仕方まで勉強し、今では2月にきれいな花を咲かせ、6月には大きな実がなり、毎年6月は、しまだ環境ひろば塾「梅の収穫をしながら自然について考えてみよう」を開講、いつも数名の市民が集まってくれます。
しまだ環境ひろばも、高齢化・後継難・会員不足に見舞われていますので、これらの管理は大変です。
誰か、継承してくれる若人はいませんか。
喜んで、継承させて頂きます。
お声をかけてください。 待っています!