補助金・助成金のハードル

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

どんな活動をするにも、団体を構成してやるかぎりは、資金が必要で、どこの団体でも事務局がこれで苦労しています。

ふじのくにNPO活動センターさん、いつも助成金情報を提供して頂きありがとうございます。大変参考になります。

さて助成金を受ける側が文句をいうことは不謹慎かもしれませんが、申請から最終報告書まで書いている担当の要望として聞いてください。

1 助成金には当然ながら申請書類作りとその審査がありますがなかなか審査が厳しい、ボランティア団体には相当のハードルですが、これは仕方ないか。

2 助成金を充てにして、事業着手が出来ない、当選してはじめてそのお金がもらえる。しかしどんな事業にもタイミングや、チャンス到来があり、助成金が決まってから着手するばかりではない。遡ってこれに充てることを禁止する助成金も多い。これも仕方ないのかなー。

3 助成金には、事業全体の一部金助成が多い、残りはその団体の活動資金や他からの収入を充てることになるが、裁量や変な処理が入り決算が不透明になる可能性があります。

4 助成金は、後払い(事業の最終報告審査後支払われる) が多い、運転資金がない、ボランティア団体にはかなりのハードルとなる。先に投稿した全労済地域貢献助成金は、先払いで大変助かります。

5 助成金には条件付使途の制約が多い。使い切ることも含めて当面不要なものまで買ってしまう可能性があります。

6 多くの助成金は、一年かぎりが多いが、事業はエンドレスで、その事業が成果を上げるには3年はかかる。報告書を審査して継続助成が出来ないものかな。

以上、貰う側が文句を言ってはいけないかもしれませんが、これらを解決して行ってくれれば、助成金の効果はもっと上がると思います。