新エネルギーの推進

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」と「事務局」 です。

本日 (11月15日 月) は、小水力発電関連の情報収集の目的で、県の環境局主催 グランシップで開催された 「第2回 しずおか新エネルギー推進セミナー」 に、当会を代表して参加しました。

第一部は、「環境とエネルギーを考える」と題して、住環境計画研究所 代表 中上 英俊 氏の講演でした。

第二部は、「新エネルギーモデル県をめざして 〜ふじのくに未来のエネルギー推進会議からの提言〜」 と題して、静岡理工科大学 学長 荒木 信幸 氏の講演でした。

お二人の先生とも、目新しいデータをかなりふんだんに使われていたことに感心しました。

第一部では、家庭の待機電力 (テレビやエアコンがコンセントにつながれたまま電気を消費している状態) は、四国電力の発電量弱に匹敵する事、一年間の電気料は、1万円/一家庭平均  にもなる事実、

京都議定書は、国際協約であり、日本は6%の削減を約束しているが、それを果せず、既に目標をクリヤーしている国々からお金で買っているとのこと。

第二部では、新エネルギー (太陽光発電・熱利用・中小水力発電・温泉熱利用・バイオマスなど) の全国推進状況と、静岡県の現状及び今後の計画などの新情報を聞く事ができました。 

期待した、 「小水力発電」  についての詳細情報は得られなかったが、県は、かなりの力をこれに投入しそうな姿勢が窺われただけでも参加した価値はあったと思う。

とにかく、島田市は、至る所に水が多量に流れており、これを小水力発電に使わない手は決してない、もう少し情報を集めて、何とか第一歩を踏み出したいものだ。

写真は、本日のセミナーの質疑応答時間の様子です。