しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
去る10日、「日本漢字能力検定協会」が、今年の世相を現す漢字に、「暑」が選ばれたと発表し、京都市の清水寺で、揮毫が行なわれたとのニュースが流れました。
環境問題もここまできたか、という感じです。
気象庁は、9月3日に、今年の日本の記録的猛暑は、”30年に一度の異常気象” と発表しました。
今年の世界の異常現象を思い起こすと、カナダのバンクーバーでは暖冬で桜が咲いたり、アメリカのワシントンでは、積雪140cmを記録したり、ロシアでは猛暑で森林火災が起きたり、パキスタンや中国では大洪水に見舞われました。
原因は、「エルニーニョ現象」「北極の振動」「偏西風の蛇行」などが上げられていますが、これら原因の奥には、”地球温暖化問題” があることは間違いない。
地球温暖化問題を含めて、環境問題は、人間が便利さを追求してきた結果であるが、便利な生活をずっと昔に戻す事は出来ないわけであり、一人ひとりが出来るところから実践する事だと思う。
「生ごみの自家処理」「風呂の残り湯の活用」「小まめな消灯」「待機電力の削減」等々、やる事は一杯あります。
環境への取組は、 ”人がやらないから自分もやらない” ではなく、自分が出来る事を黙々とやることだと思います。