しまだ環境ひろば 「5つの分科会」 と 「事務局」 です。
2日間 (12月11日 土 ・12日 日) に渡って、生ごみの堆肥化について学習しました。
◆ 一日目 於:プラザおおるり 講演会 「生ごみ堆肥で おいしい野菜作り」 講師 堆肥・育土研究所 橋本力男氏 主催:温暖化防止のための島田市生ごみ資源化地域協議会 約50名の参加。
◆ 2日目 於:岸の御大日山奥の農園 島田市民環境塾 「生ごみ堆肥化実践講座」 講師 橋本力男氏 主催(共催): しまだ環境ひろば 島田市環境課 20名参加。
二日間の研修で、目からうろこが落ちた感じがしました。 <以下は講師の言葉です>
1 生ごみの堆肥化は、良質な堆肥が欲しくてやっているのです、環境に良いとか、ごみの減量目的では、長続きしません。 ← (大反省)
2 日本では、一般家庭生ごみは、5.7%しかリサイクルされていない。
韓国は90%、ドイツは60〜70%堆肥化して農業に使っている。
3 生ごみ処理の責任は、各自治体にあり、資源循環の時代の中で、行政と住民の方針が問われます。
4 生ごみは、高温の発酵処理で、完熟させれば、臭いも腐敗もない。
5 完熟堆肥は、温度管理と、水分管理が全てだ。
6 発酵技術は奥が深い、大変おもしろくやりがいのある分野だ。
7 失敗 <腐敗> は短時間で分かる、失敗を重ねながらノウハウを確立させる事が大事。
8 田や畑は、栄養バランスの取れた新鮮な堆肥を適量与える事が大事等々。
9 床材が違った一次発酵堆肥を、混ぜ合わせても何ら問題はない。
島田市では、市民 (団体) の有志で、「生ごみ資源化地域協議会」が立ち上がったわけだから、方法論の違いで対立しないで、お互いのやり方を尊重しながら、夫々切磋琢磨して仲間を増やし、多くの家庭がこれに参画する事が大事なのである。この機運の盛り上がりと、行政との協働が、今後の課題である。
写真は本日の、市民環境塾 「生ごみ堆肥化実践講座」 の様子です。