生ごみ堆肥化で、自家消費

しまだ環境ひろば 「ごみ分科会」 です。

しまだ環境ひろばでは、2009年8月、「温暖化防止のための生ごみ資源化地域協議会」 を発起人として立上げました。


会員には、市内で生ごみの堆肥化を中心に資源化している市民団体に会員になって頂き、発足しました。


これまで、(1) 生ごみ全国大会出席(早稲田大学) (2) ごみの先端都市・戸田市視察 (3)島田市民環境塾開催 (4)戸田市主幹 吉田氏講演会 (5)育土研究所 橋本力男先生講演会と実践講座 などのイベントを開催して今日に至っています。


特に、戸田市の吉田主幹さんの講演には圧倒され、出席者の共感を浴びました。


しかし、そろそろ勉強会や見学会から脱却して、実践に移行しようと考えています。


島田市の財政は逼迫しており、ごみの処分費(ごみ総額)だけでも13億円超(年間)に達しています。


何とかこれを減らす一手段として、立ち上がったのが、先の協議会です。


協議会のメンバー(会員)は、それぞれ別々な方法で生ごみ堆肥化にトライしており、理想はこれを一つの方法に統一することですが、それができません。

そうかといって、個別の団体の普及活動は、どこもうまく行っていません。


昨日 (5月6日 金)) 当会 定例会で、これの打開策を打合せ、今後の方向性を見出し決定しました。

◆ しまだ環境ひろばが関係する、3つの農園 (800坪) で堆肥の自家消費を目指す。 (化学肥料を使わない) 
◆ 生ごみで良質な堆肥づくりを目指し、手づくりの堆肥処分場をつくる。
◆ 生ごみの提供会員を本格的に募り、仕組み化する。
◆ 今後とも、地域協議会は、会員の情報交換、共同普及活動などを目的に継続していく。

しまだ環境ひろばは、今後とも、育土研究所 橋本先生の指導で、「さんさんボックス法」 で良質な堆肥づくりに改めて挑戦していきます。

写真は、過日の、橋本先生による指導の様子です。