小水力発電 3

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。

今日も小水力発電に見識をもつ、島田市有識者の一人と懇談しました。

水力発電とは、大規模水力発電と違い、小さな流れや落差を利用して、数十kw〜数千kw程度の比較的小規模の発電を示します。

その中で、100kw以下を ”マイクロ水力発電” と呼んでいます。

島田市には、農地を潤す農業用水が、いたるところに流下しているにも拘わらず、これが有効に利用されていません。

流れを利用して発電するだけで、利用し終わった水はまた何事もなく、流れていくのです。

静岡県では、農業用水を、「エネルギー資源」の一つとして位置付け、小水力発電の導入を促進するための調査・検討に着手したと言っています。

今日の、有識者との懇談では、農業用水が豊富な島田市で、水利権のハードルが比較的低い、1・2級河川以外での実現の可能性は充分にある。

そのための条件は、多くの市民の賛同と、住民と県や市との協働などであるとのこと。

島田市は、水の都である、何とか市内の河川を使って、水車が回っていたり、
清流が流れていたり、発電された電力で、街路灯が点ったりする情景を実現したいものだ。

しまだ環境ひろばでは、小水力発電に関する情報収集や現地調査に着手しました。