森林(もりづくり)県民税

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

市民のみなさん、”森林(もりづくり)県民税” をご存知ですか?

平成18年4月から、静岡県民は、赤ちゃんからお年寄りまで含めて、県民一人当たり年額400円の、もりづくり県民税を徴収されています。

目的は、おいしい水の供給や災害防止など、森の力を回復する取組みを行なうための費用を、県民が平等に負担するものです。

事業計画は、10年間で、5年後に有益性を見直し、あとの5年間の継続可否を決めることになっておりました。

この程その見直しが行なわれて、静岡県議会 12月定例会にかけられ、本県民税は、平成23年度から5年間延長が決まりました。

本来は、民有林は、個人の持ち物であり、個人の責任において整備すべきものであり、税金で負担するものではないが、昨今の民有林の荒廃は、目に余るものがあり、個人責任の遂行を待っていられない状況にあります。

また、山間部の山林は、境界線も複雑で、個人を特定して責任を追及する事も大変な作業であることも現実で、とにかく早く整備の実績を上げる事が肝心だと考えます。

さて、しまだ環境ひろばは現在、里山の放置竹林の整備を4ヶ所やっていますが、機会あるごとにこれらの作業も対象にしてもらいたい、と要望してきました。

県は、今後の5年間は、台風などの強風による倒木の回収や、放置竹林の整備なども対象にしたい、との考えを示しているので、落ち着いた時期に、里山の放置竹林の可否を確認したいと思っています。