「森林づくり県民税」、有効に使って頑張って!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」です。

 

令和3年度の「市・県民税」の通知書が郵送されてきました。

 

この中に、「森林づくり県民税 延長のお知らせ」が挿入されてきました。

 

お知らせの中身は、

 

 ■ 県は、荒廃した森林の再生事業「森の力再生事業」の財源として、「森林づくり県民税」を平成18年度から徴収していること。

 ■ 「森の力再生事業」は、これまで18,000haの森林を整備したが、まだ残された荒廃森林が多いこと。

 ■ このため「森林づくり県民税」を5年間延長して令和7年度まで徴収を継続すること。

 

    「森林づくり県民税」は、赤ちゃんから高齢者まで県民全員 年間400円/一人 徴収され、主に荒廃した私有林の整備に充てられている。

 

    本来私有林は持ち主の責任で整備すべきであるが、持ち主不明や境界もはっきり分からず、森林の荒廃はそれを待っていられない状況で、已むおえず税金で整備をしている実態である。

 

さて、これとは別に、平成31年3月、「森林環境税及び森林環境贈与税に関する法律」が成立し施行されています。

 

 ■ 「森林環境税

 

   ◆ 令和6年(2024年)より国民一人年額1,000円(国税)が徴収されます。

 

 

 ■ 「森林環境贈与税

 

   ◆ 「森林環境税」を財源として全額、都道府県・市区町村の森林面積や人口割合で配分されて、令和元年(2019年)より森林整備に充てられています。

 

従って静岡県では現在2つの税金、「森林づくり県民税」と「森林環境贈与税」が使われて荒廃森林の整備が進められています。

 

しまだ環境ひろばは、山奥の森林まではとても手が出ず、里山の森づくりをいくつか手掛けて来ましたが、2年放置すれば直ぐ元に戻ってしまいます。

 

本当に放置森林・放置竹林はやっかいなものです。

 

従い、「森林づくり県民税」も「森林環境贈与税国税)」も、実はエンドレスの税金ですが、森林の整備は避けて通れません。

 

山と川と海はつながっており、水の源、山奥の森林整備は、エンドレスの事業です。

 

頑張って着実に推進願うしか方法はない。

 

地道な仕事だ!