12月定例会号「しずおか県議会だより」を読んで!
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(1月25日)は、第四月曜日、新聞折り込みで「しずおか 県議会だより 12月定例会号 NO.112」が届きました。
11月30日~12月21日まで、「12月定例会」が開催されたとのこと。
「しまだ環境ひろば」としては、今号の中では次の記事に着目し賛成をします。
■ 静岡県森林(もり)づくり県民税条例の改正
日本の森林面積は、全国土の67%(2/3)を占めています。静岡県は64%です。
森林は、二酸化炭素(CO₂)を吸収してくれるばかりか、治山の要です。
その森林が私有地を中心に荒れています。
本来私有地は、所有者が責任をもって維持管理すべきですが、長い間に持ち主が不明になったり、維持管理の能力がなくなってしまったりして放置・荒廃森林が増えています。
私有地に税金を注ぎ込むのは問題がありますが、維持管理を強要しても始まりません。
静岡県では、平成18年~22年(5年間)「森林(もり)の再生事業」を発足し、県民税に「森林(もり)づくり県民税」を400円/年間一人 を上乗せして徴収し、森林の維持に努めて来ました。
5年間で6158ヘクタールの整備をして来ましたが、更に5年間延長して10年間 12300ヘクタールの整備をすべく、今回の県議会で5年間の延長を決めたものだ。
山間部の森林とは別に、里山の放置竹林の整備も本事業の対象になったと聞いているが本当か。
所有権が明確な場合や、所有者が当事者能力を持っている場合は、当事業資金の投入はない筈なので明確なルールの徹底を望みたい。
■ 海洋プラスチックごみ問題
コロナ禍で、プラスチック製品の使用が増えているが削減に向けての方策は?
静岡県は、海洋プラスチックごみ防止6R県民運動を進めるという。大賛成である。
◆ リデュース(減らす)
◆ リユース(再利用する)
◆ リサイクル(再生利用する) → ここまでが3Rで普通
◆ リフューズ(断る・買わない・貰わない) → 4R
◆ リターン(戻す)
◆ リカバリー(取り戻す) → 6R
普通は3R、しかし最近のプラスチックごみの増え方は尋常ではない!
リフューズ(断る・買わない・貰わない)を加えないと、このままでは減らない。
県の6R運動には最大協力をして行きたい。