防災訓練は、正月の隣組の顔合わせから

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

正月2日目、最近の、向こう三軒両隣り、何のあいさつもなく、時は過ぎて行く。


昔は、誰に声を掛けるともなく、さんさんごうごう、正月朝には隣組みが集まって来て、いつの間にか、状況を確認し合い、何かあれば助け合ったものだ。

本当に、こんな状態で、何かあった時、声を掛け合ったり、助け合ったり出来るのだろうか?

過日の、防災訓練の時は、集合時間に、集合場所に駆けつけたら、誰もいない? 組長さんも出てこない、仕方なく組長さんの自宅に行ったら、「ヘー今日は防災訓練の日だったー?」 と言う始末。

そして、地域全体の集合場所に1000人規模で集まっても、こうしよう、こう助けあおう、などという実践訓練は何んにも無く、2時間近く過ぎてなだれ解散。

会場では、これまでの大地震の時の、町内の実況ビデオくらい、見せるべきではないか、などの意見が多数でていました。

実際のビデオでは、何も出来ない人達が右往左往する姿が写されているのではないのでしょうか? それを参考にしたい。

誰もが不安を感じながら、誰も言わないのです。

恐らく、このままでは、東海地震が来ても、地域では何も出来ない時間がかなり長く続くのではないでしょうか?

それとも、地域では、突然、すごい人が現れて、指揮をとるのでしょうか。

それに、すごい地震が来た時、本当にいち早く、決められた場所に集まれるだろうか?人間の習性として、先ず家族の安否を確認し、それから隣近所を確認し、もしそこに、何かあったら先ずそれに没頭するのではないでしょうか。

集合場所に先ず集まるのは無理なのではないでしょか、無事なしっかりした人がいて、その人が集合場所の責任者と連絡を取る位が、現実ではないでしょうか。

防災訓練は、正月の隣組の顔会わせから、やり直す必要がありませんか?