しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
過日、政府税調が、”環境税の導入を決めた” との記事を投稿しましたが、その骨子は次のような内容です。
紛れもない、「地球温暖化対策税」 なのです。
森林整備費・エネルギー効率の高い技術革新への助成・新エネルギー創出による利用促進などなど、予算措置を必要とする事業費が待ち構えています。
■ 現行の、石油石炭税を、今年(2011年)11月から増税し、増税部分を「環境税」 と位置づけるとのことです。
■ 4年かけて3段階で引き上げ、最終的に2400億円の増税(環境税)になります。
■ 税額の引き上げ幅は、CO2排出量の多い化石燃料ほど高くなる仕組みを採用するとのこと、原油・石油製品は従来比 37%アップ、液化天然ガスが72%アップ、石炭は96%アップになる見込みだという。
■ この税金は、採取・輸入の段階で掛かるので、商社や電力会社、石油元売り会社が支払うが、会社で吸収できない場合は、私達利用者が負担する事になります。
これから ”地球温暖化対策税” は、形を変えてどんどん増え、私達の生活に、直接・間接的に降りかかってきます。
私達は、早くそれに気がついて、出来るところから、着実に実行に移すことが肝心なのです。
みなさん、私達と一緒に、環境保全活動を、やりましょう。