日本人は一年間、200本の割箸を使っている

しまだ環境ひろば 「ごみ分科会」 と 「事務局」 です。

しまだ環境ひろばでは、「ごみ分科会」を主管として、昨年は金谷小学校・初倉小学校・大津小学校を回って、島田環境市民塾「ヒノキの間伐材を使って、マイ箸をつくろう」を開催してきました。

ヒノキ材は、市内の材木会社より無償提供を受け、材料の刻みや加工は、会員でやって来ました。

各学校では、給食や遠足に使用するなど、あとのフォローもしてくれ、生徒の環境学習に大変役に立ったと、喜んで頂いています。

ところで、日本人は一年間に、260億本(膳)の割箸を使っているという。一人一年間200本使っている事になる。

これを島田市に当てはめると、島田市の人口を約10万人として2千万本となる。

割箸一膳は、4gだから、2千万本×4g=80,000kg=80トン となる。

割箸の約半分(二分の一)が炭素であり、燃やすと炭素が約3.6倍の、二酸化炭素 (CO2) になります。

( 割箸一本で、4g÷2×3.6=7.2g 割箸一本燃やすと 7.2g のCO2 を出すことになります)

従い、80トン÷2×3.6倍=144トン 島田市は割箸で年間 144トンのCO2を排出していると言えます。

8トントラック 18台分になります。

割箸一本だからと言っておろそかにはできません。

みんなでマイ箸の持参を努力すれば、レストランや食堂の割箸の使用量も減るのです。

しまだ環境ひろばでは、今年も学校回りを続けます。お声をかけてください。伺います。

出所)IPCC 第4次評価報告書 全国地球温暖化防止活動推進センターより