石臼で、そば粉ひき

しまだ環境ひろば 「食生活分科会」 です。

今週から、二人一組になって、そば粉をひき出しました。

「しまだ環境ひろばコミュ二ティ農園」 では今夏、早まきしたそばは、暑さで全滅し、気を取り直して8月末に再度まいたそば畑 60坪(2畝位)で何とか、正味一斗強収穫しました。

刈り取ってからがまた大変、乾燥・石や土拾い・唐箕掛け・洗いなどの作業が延々と続き、年内にやっと粉ひきができる状態に漕ぎつけました。

農家の苦労が身にしみます。

食べるのは本当に一瞬ですが、種まき〜収穫〜製粉までは実に大変です。

私達のそばの栽培は、市民と一緒にやるイベントで使う (地産地消) 目的だけではなく、自ら体験する事により、農家の苦労を理解すると共に、農業を身近に感じるくらしの推進、ひいては食への関心を高める、目的でやっています。


製粉はどうするか、工場に頼む手もありましたが、ここまで自力でやってきたからと、みんなで話し合い、最後までやろうと、石臼でやることにしました。


会員のTさんが、農家から年季の入った石臼を借りてきましたので、いよいよ作業開始です。

臼の中に少しづつ種を落としながら、一升あたり2時間、懸命にひいて、ふるいに掛け、真っ白い粉が300g、やや灰色がかった粉が200g取れています。

今週一週間はかかりそうです。

真っ白い粉 500gで、4〜5人前のそば打ちができるそです。

1月26日(土)は、いよいよ、そば打ち体験です。

市民のみなさん!! 是非ご参加ください。 待っています。

■ 題名: 市民環境塾 「そば打ち体験と環境のはなし」

■ 日時: 平成23年2月26日(土)9:00〜12:30

■ 場所: プラザ おおるり 栄養指導室

■ 会費: 600円/一人  (材料費・試食・保険料込み)

■ 申込: 080−1620−5083 (担当 田中)

写真は、今日の、石臼によるそば粉ひきの様子です。