新年度入りに、思うこと

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

新年度に入りました。


企業は、前年度中に新年度の、事業計画や予算計画が決まり、初日からフル回転できるように仕組まれています。

ボランティア団体は、全てがそうではないと思いますが、新年度に入ってから計画を立案し、定例会や総会にかけて決定しますので、新年度の一ヶ月はお休みです。


NPO法人のみなさんは、どうなんでしょうか。前年度中に計画は済んでいますか。

こういうことを改善しようとすると、ここは企業ではない、企業論理を市民団体活動に持ち込まないでくださいと、ひどく抗議を受けたことがあります。

それ以来、いろいろな改善を遠慮していますが、改善したい事は山ほどあります。

例えば、

(1) 団体情報の私物化 → 情報をひとり占めし、共用ファイル化しない
(2) 当事者意識の欠如 → 誰かやってくれるだろう。どうにかなる。
(3) 自己完結ができない→ 中途半端 やりっぱなし   などなど

みなさんはどう思いますか?

企業の良い所は、積極的に受け入れ、改善したら良いと思うのですが。


ボランティア団体もNPO法人も、高齢化と人材不足で悩んでいますが、これから団塊の世代が、地域社会にどんどん入ってきます。

この方々を受け入れるためには、これまでの旧態依然とした体質では、敬遠されるでしょう。

それにしても、団塊の世代といわれる方々は、塊といわれるほど多いのに、市民団体の扉を叩く人は本当に少ない。


しまだ環境ひろばに来る人も、高齢者ばかりだ。

どうしたわけなんだろう。団塊の世代の方々は一体何をしているんだろう。


団塊の世代は、効率的な世界で育って来たから、非効率なボランティア団体など目にもくれないのかもしれない。

団塊の世代以降が、どんどん市民団体に入って来て、どんどん変えてくれたらいいのにな。


いつでも引き継ぎますし、すぐにイニシアティブを取れますよ。大歓迎します。