新エネルギーにフォローの風

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。

東日本地区では、原発も、被災地も懸命な復旧作業が続いています。


東京電力福島第一原子力発電所の事故による電力不足で、工場など大口需要家の瞬間最大使用電力制限は25%、一方家庭向けの削減目標は、15〜20%を目指していました。

その後、東京電力の緊急供給力向上対策と、各企業の自家発電の稼動準備や、電力平準化対策などにより、企業も家庭も、一律15%削減でいけそうな目処がついたとのことである。

静岡県も、富士川以東は、50Hzとなり、電力制限の影響を受けます。


静岡県は、去る3月策定した、「ふじのくに新エネルギー等導入倍増プラン」 で、新エネルギーの導入率を20年度までに10%以上に高める計画であったが、去る、11日、川勝知事が、この計画を、思い切って前倒しして、進めたいと記者会見で発表しました。


■ ふじのくに新エネルギー等導入倍増プラン 
                   2009年     2020年    
◆ 新エネルギー導入率(%)  5.1%      10%以上
◆ 太陽光発電         2.1813万戸  10万戸
◆ 風力発電          4.51万kW   14.0万kW
◆ バイオマス発電       2.16万kW    4.0万kW
◆ 中小水力発電        0.95万kW    1.9万kW
◆ 天然ガスコージェネ    45.01万kW   90.0万kW

予算もこれに伴って大幅に増強するとのこと。

新エネルギー発電には、強いフォローの風が吹き始めました。


水力発電の理解もぐーんと深まりそうだ !!