島田で小水力発電

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。

昨日 (4月29日 金) 静岡新聞 社会版29頁 に 「農業用水で水力発電 島田で新エネルギー源に」 と、小水力発電記事が、大きく掲載されました。


しまだ環境ひろばでは、本計画を早くからキャッチしていましたが、公になるまで、内外共に情報提供を抑えてきました。

今回、新聞に公になりましたので言及します。


<県内初 島田市伊太小水力発電所 計画の内容>

■ 水路名:大井川用水・赤松幹線水路
■ 発電所場所:島田市伊太 <赤松〜伊太トンネル出口付近>
■ 発電方式:水路式
■ 最大出力:888kW 
■ 年間可能発生電力量:430万kWh 
■ 4つの土地改良区に管理委託
■ 中部電力に全て売電し、その収入で新・既 用水路の維持管理に充当
■ 所轄官庁:関東農政局

大震災を契機に、新エネルギーに対し、全国・各地で関心が高まっています。


更に、過日、農水省から、農山漁村に存在する、農林水産物バイオマス自然エネルギーなどを使って、生産・加工・販売の一体化による付加価値の拡大をはかる、6次産業化推進計画が発表されました。


既に、3月30日〜5月13日間で募集が始まりました。


いわゆる、農林漁産物の加工・販売に、地域エネルギーの創出を加えた、6次産業化の推進に、助成金を出そうというものです。


島田市は、大井川流域9市町村への水の供給口で、市内のいたるところに、農業用水が流れているのです。


太陽光発電と同じように、3kW〜10kWの家庭用小型から、100kw程度の小・中型 (マイクロ発電) が今後の狙い目です。


これを使わない手はありません。 発電機も充電器も新型がどんどん出ています。

しまだ環境ひろばでは、情報収集に努めています。