節電がいよいよ我が身に

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


5月6日、政府が、中部電力浜岡原子力発電所の全面停止を要請しました。


これに対して、本日、中部電力は、これを受け入れることを決定し、現在運転中の4・5号機の停止と、休止中の3号機の再開を延期する、と発表しました。 (1・2号機は既に停止)


浜岡原発を全面停止しても、今すぐ絶対量で電力需要に不足する事はなさそうですが、夏場の供給不安はぬぐいきれないという。


従い、中部電力は、休止中の火力発電所の再開や、他電力会社からの供給支援などの手を打ち始めました。

しかし、電気料金の値上げ (発電に必要な燃料コストは電気料金に反映できることになっている)、や夏場の節電要請となってくることは、確実な情勢となってきました。

東日本大震災で、東北・関東地区は、電気料金の値上げや、節電協力が必至の情勢ですが、それが中部地区にもやってきます。

対岸の火事と思っていたかも知れませんが、我が土地、我が身に振り被ってきたことになります。

当ブログでは、これまで、”家庭でできる節電対策” を10回シリーズで投稿してきました。思い起してくだされば幸いです。


これを機会に、対岸の火事としないで、本気になって、家庭でできる節電対策を今から実行しましょう。


■ 一日一時間でも、家族が一部屋に集まって家庭団欒の時間を作ろう。
■ エアコンの温度設定を冷房は28℃以上 暖房は20〜21℃以下にしよう。
■ 使っていない電気器具はコンセントからプラグを抜こう。
■ 小まめな消灯を励行しよう。
■ 風呂の残り湯の利用、お湯の出しっぱなしをなくそう。
■ 白熱灯から、LED電球に思い切って切替よう。
■ 古い電気製品から新型に思い切って買い替えよう。
  一時的にお金はかかりますが、電気料金で数年で取戻せます。