市民のみなさんと一緒に菜種の刈り取り

しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 と 「食生活分科会」 です。

昨日 (6月5日 日) は、菜種 (菜の花) の刈り取りを行いました。


今年の菜の花は、昨年と比べて、開花も収穫も、1週間遅れです。


成育遅れで心配しましたが、4月初旬には、何とか畑一面の黄色いじゅうたんとなり、多くの市民の目を楽しませる事ができ、そうして昨日の収穫となったものです。


恐らく1割り程度の減収になるのではないか、と思っています。


さて先週、NHKラジオで、「菜の花プロジェクトネットワーク」代表 藤井絢子さんの、お話が、放送されていましたが、しまだ環境ひろばが目指しているのも、藤井さんが進めてきた主旨そのものです。


即ち、菜の花を介在して、小さいながらも、”資源循環型社会の構築” を目指しています。

育てて、見て、使って楽しんで、資源循環型社会への貢献


■10月 ポットへ菜の花の種まき ■11月 市民が協力して苗の移植 ■4月 菜の花まつり ■ 5月刈り取り ■ 6月種の収穫 ■7月 搾油
■8月 菜種油料理会 ■ 9月 廃油回収 ■ 10月 BDF化(軽油として精油)し、市のごみ収集車の燃料へ利用。


チェルノブイリ原発事故後、”菜の花が茎に放射性物質を蓄える性質がある” ことから、菜の花を植え出しているという。


福島第一原発の被災地でも、農地改良の手段として、検討されているとのことだ。

菜の花で、放射性物質を除去し、菜種からBDF(軽油)を精油すれば一石二鳥で、まさに”菜の花プロジェクト”が目指す資源循環型社会の構築に貢献するものであると思う。

うまく行ってもらいたいものだ。


写真は、昨日の、「しまだ環境ひろば コミュ二ティ農園」の菜種の刈り取り風景です。

コミュ二ティ農園の市民参加者と、当会会員が合同しての、刈り取りとなりました。