環境フェアin島田 2011
しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
昨日は、「環境フェアin島田 2011」で、しまだ環境ひろばも、ブースを出展し、きのうのビックニュースでしたが、余りにもひどい政治状況に憤りを禁じ得ず、政治に言及してしまいました。
今日は改めて、「環境フェアin島田2011」 の報告をします。
しまだ環境ひろばでは、「 島田市から自然エネルギーの創出をしよう ―水の都 島田市の特長を生かして― 」と題して、ブースを出展しました。
朝10:00開場とともに沢山の市民が押し寄せ、会場は大変に賑わいました。
当会ブースは、
◆ 世界と日本の一次エネルギーに占める化石燃料の実態をグラフで示し、化石燃料への依存度が如何に多いか、如何にCO2排出に悪影響を与えているか。
◆ 日本の電力発電量は、火力発電と原子力発電で90%を占め、太陽光発電を含めた、新エネルギーはまだ1%である事実をビジュアルに示しました。
◆ そうして、自然エネルギーの創出、太陽光発電はこれまでの実績から当然として考え、それに加えて、島田市には豊富な大井川用水が網の目のごとく流れており、これを利用しない手はないことを、アッピールしました。
心ある人は、説明板をしっかりと読んでくれて、「これだ」 「頑張ってくれ」 「応援するのでいつでも言ってくれ」 などの激励を沢山頂きました。
また、子供たちには、発電自転車が好評で、沢山の子供達が人力で発電ができること、その人力を風や、波力や、水力に置き換えれば、自然エネルギーによる発電が可能であることを、伝えられたのではないか、児童環境教育の一環になったのではないかと思います。
静岡環境衛生技術研究所から、苦労して運んできましたが、報われた思いが致します。
小水力発電が、商売になったり、儲かったりする事は、未だその環境にない。
従い損得や、ペイバックで、判断される世界には未だそぐわない。
リスクの高い原子力や、地球環境を汚す火力発電に代わる、かけがえのない自然エネルギーを、環境や福祉や地域再生などに融合させて、付加価値を上げて行けば、充分に理解が得られるものと確信します。
早く、島田市のどこかに、市民にアッピールする場所で、これを実現したいものだ。