台風の進路は明確、政治は?

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


コミュ二ティ農園に、待望の雨が来ましたが、大豆の苗が未熟なだけに、超大型台風による、苗の倒れが心配です。


7月としては、稀な超大型台風ですが、予報によると日本縦断をしないで、南岸に到達後、直角に曲がって太平洋に再び出て行くという。


理由は、太平洋上に高気圧が居座っており、日本南岸と、高気圧の間をすり抜けるようなコースを描いて進むのだと言う。


気象学は、本当に進んで来たと、誰もが思っていると思います。


それに比べると、このところの日本の政治ほど、進路がわからないのも珍しい。


原発事故で、”脱原発 ” は理解できるが、そこに行き着くまでのプロセスを示さないまま、言葉が先行するので、直ぐ壁に突き当たってよれよれとなってしまう。


今のままでは、全ての原発が止まってしまいそうだが、停止中を含めて、これから検査に入る原発の再開はできるのだろうか?

それとも、原発に変わる何か (再生可能エネルギー・火力発電の増強など)
がカバーするのだろうか?


再生可能エネルギーから、水力を除けば、今現在1%であり、すぐ原発 29%分をカバーできるとは到底思えない。


火力発電所を増強すれば、CO2排出削減はどうなってしまうのだろうか?

そもそも、今の政治には、日本をどこにもっていくのか、どういう国にするのか、どういうレベルの国にするのか、基本方針がないので、その都度、思いつきの発想になり、混乱させるばかりである。


「しまだ環境ひろば」 は、市民ボランティア団体であり、政党とは距離を置いてきていますが、今や我慢できない状況になってきています。