生ごみ処理をどうするか

しまだ環境ひろば 「ごみ分科会」 と 「事務局」 です。


昨日 (7月24日 日 午後1:30〜3:30 島田市楽習センター クラシカ4F) は、「温暖化防止のための生ごみ資源化地域協議会 総会」 が開催されました。 <以下 地域協議会>


しまだ環境ひろばは、本、地域協議会の会員です。


本、地域協議会は、去る2009年8月、静岡県地球温暖化防止活動推進センターのご支援・助成金を頂いて、「温暖化防止のための生ごみ資源化地域協議会」 として発足し、今回で3回目の会合でした。



この2年間の主な活動は、①先端都市 町田市・戸田市などの視察、②生ごみ全国大会参加(早稲田大学にて)、③京都市戸田市職員を講師としての生ごみ資源化講演会、④育土研究所 講師を招いての実践講習会、⑤ 生ごみ堆肥化会員発表会など、勉強を重ねてきました。<一部、地域協議会活動外を含むが会員が企画し、参加したイベントです>


従って、そろそろ、具体策を、という事で、今回の総会は、提案会・意見交換会になり、方向性を決める会になりました。


会員は、島田市で、生ごみの資源化 (主に堆肥化) に真面目に、真剣に、実際に、取り組んでいる市民団体(5団体)、その他の団体(2団体)、及び企業(2社) で構成されています。


島田市で、生ごみの資源化に取り組んでいる団体は、この他にもあるかもしれませんが、実践している有力団体で構成されています。


しかし、各団体は、会員数の減少、後継者不足で悩んでいます。


その主な原因は、生ごみ処理の臭いや、虫の発生など、基本から外れた失敗が挫折の原因です。


地域協議会会員は、イデオロギーや、反体制などには無関係で、あくまで良い事を良かれと思って進めている団体であり、”生ごみを自然に戻そう” という純粋な気持ちを摘んでしまうことは決して許されません。


今、島田市は、燃やせる家庭ごみは、生ごみと一緒に焼却炉で焼却しています。

お陰でまちの中は、ごみのないきれいな環境を維持していますが、その代償は大きく、CO2の排出、高騰する燃料費負担 (税金で負担) となっています。


地域協議会は、”今ある焼却炉を即廃止” などとは考えていません


焼却炉の増設とか、建て直しとかに合わせて、徐々に、”生ごみの分別による資源化” を実施しよう、ということです。


生ごみを自家処理できる人、分別をして集積所に出す事ができる人、分別はできるが収集を望む人、どういう人達にどういう方法を提供できるかが ”カギ” です。

今回の地域協議会では、満場一致で、その行程表を承認し、次に向けて進み出すことを決めて散会しました。