講演会 「サムスンに学ぶ」 を聞いて

しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


一週間のご無沙汰でした。 数年ぶりに、風邪で寝込んでしまいました。


今日 (1月30日 月)は、広報しまだに掲載された、島田市商工会議所主催の講演会 「サムスンに学ぶ新時代の経営戦略」 に参加しました。


講師は、元サムスン電子常務取締役 吉川良三 氏 でした。


NPOでも、経営センスがなければ生きていけない時代になってきていることも確かです。


NPOに、経営だとか、効率化だとかはいらない、ここは企業ではない、と頑なに、
何か” を守ってきた人達がいるが、実態はジリ貧状態が続いています。


何かが、世の中に受け入れられていないのではないでしょうか。そういう意味で、いろいろな機会に、いろいろな話を努めて聞くようにしています。


今日のお話は、いろいろあったが、講師が、いの一番に言い出した、次の2点に尽きていると思いました。


■ 日本のものが売れなくなった。
■ 日本のやり方が通用しなくなったことに気がついていない、気がついたが変えようとしなかった。


どうやら、日本は、国際化と、グローバル化を履き違えてしまった、とのこと。

◆ 国際化→ 海外に工場をもっている・海外に投資をしている
(現地の要求に関係なく、日本で設計したものを、安い労働力を求めて海外生産しただけ)


◆ グローバル化 → 市場として期待される処に工場や拠点を置いてその国の文化に合った地域密着型のものづくりをする。 


サムスンは、日本を徹底的に研究し、日本のやり方が通用していない事に気づき、徹底的にそこをついたという。


今日のお話は、まずまずだったと思う。


これからは、NPOといえども、経営センス無しでは生きていけない、思い上がり・独りよがりは捨て、世の中の要求に合わせて、良い所は積極的に外部から取り入れる柔軟さをもって運営を心がけたいと思いました。