口も出すが、活動も積極的な人材

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


過日の、クロスメディアしまだ主催の、「島田市NPO団体ネットワーク会議」に於いて、いつもの通り、(1)人材不足 (2)後継者不足 (3)資金不足 の3大苦悩が話題となりました。


しまだ環境ひろばの会員 (NPO法上は社員) は、総会での議決権行使会員が、そのまま活動の実務者でもあります。


一方で、出席していた団体の中で、社会福祉関係の団体の多くは、総会での議決権行使会員 (NPO法上の会員) と、活動の実務者は異なるようだ


総会での議決権行使会員は、主に発起人で、口は出すが、活動には出てこない、企業で言えば株主である。


NPOという社会的公共的活動団体の、会員に期待するニーズは、建設的な、前向きな提案をしながら、活動にも積極的に出てくる人材なのである。


総会や理事会だけに出てきて、口だけ出して、邪魔をし、活動には消極的な会員は、むしろNPO法人には、いらないのである。


世の中には、この手の有識者が多い。本当に困りものである。


一方、しまだ環境ひろばのように、議決権行使会員でもあって、活動の主体でもある会員は、貴重であるが、両方機能する会員は、極めて少ない。


口も出すが、活動にも積極的に出てくる人材は本当に稀である。


従い、常に人材不足 (会員不足) なのである。


このあたりの、実情を良く理解して、法を改正する時は考慮してもらいたいものだ。


欲しい人材は、常に前向きに発言し、活動も積極的な人材なのであり、そう言う人を集め易い、またそう言う人に報いる事ができる、法の改正をすべきなのである。