NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
再生可能エネルギーの固定買い取り制度がスタートし、各地、各自治体、各企業で、再生可能エネルギーによる発電事業を始める動きが活発化しています。
これまでは、再生可能エネルギーによる発電ビジネスは、設備費用の高さ、出力の不安定さなどが、高い障壁となっていました。
これが今回の固定買い取り制度により、買い取り価格の提示を受け、事業者が見通しを立てやすくなり、参入に弾みがついたことである。
◆ 地方自治体や企業による、メガソーラー事業の計画が次々と明らかになってきています。
◆ 市民出資の発電事業も進み出しました。
◆ 自社ビルや工場の屋上などを活用しての太陽光発電事業に参入した中小企業もあります。
静岡県でも、太陽光を始めとして、小水力発電事業も真剣に取り組もうと、”協議会” が、去る3月に発足しました。
既に、2つのプロジェクトが動こうとしています。
◆ SPC(特別目的会社) 設立の検討プロジェクト
◆ マイクロ水力発電を活用した地域づくりの検討プロジェクト
更に、どちらのプロジェクトにも関係する、「候補地探索プロジェクト」 もスターとしようとしています。
島田市からも、行政を始め、商工会議所・商工会・企業、などが正会員として参画をしています。
当会 「しまだ環境ひろば」 も、正会員として、「地域づくり検討プロジェクト」 にエントリーしたいと思っています。
近日中に、各自治体や、各土地改良区に対して、候補地リストアップ作業の依頼が発令されることになっています。
島田市の再生可能エネルギーは、第一が、「太陽光発電」 として、地熱・風力・バイオマスは難しいので、第二は 「小水力発電」 であり、県も動き出したので、島田市も官民を挙げてこれにと入り組む必要があります。
先ずは、真剣になって、候補地のリストアップに全力をあげてもらいたい。