第5回島田市環境市民会議

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


昨日 (10月2日 火 夜) は、第5回島田市環境市民会議に出席しました。


現行の環境基本計画が、来年で10年を迎えることになり、第二次計画策定の中に市民の意向を反映することが目的です。


そのために、広く公募で集められた市民が25名ほど参加し、今回で最終回となりました。


検討は、ワークショップ形式で進められ、環境課題・望ましい環境像・各主体(市・市民・事業者) の取組内容・重点取組などの検討がなされ、今第5回は、全体検討会でした。


いろいろな意見を吸い上げるには、ワークショップは良い方式ですが、事前に送られている資料による予習や宿題を一切やってこずに、席上で始めて読んでいる人が多く、心もとないが、何とかまとまったような気がします。


第一次計画は良くできており、これを9年やってきて、その土台があるので、第二次計画もそんなに心配はしていません。


それよりも、第一次計画の大きな反省点として、行政と市民(市民団体)が心を合わせて、企画から実行・評価までを協働して取組み、成果を上げて、お互いに達成の喜びを味合った事業や活動がなかったことです。


それがあれば、連帯感を産み、うまく回り出すのです。


第二次計画では、是非とも、取組みの中に、数項目で良いから、行政と市民(市民団体)が検討から実行までを一緒にやる、”協働事業”を指定してほしい。


例えば、環境活動センターの設置だとか、放置竹林の整備隊(地主を含めた)の結成だとか、耕作放棄地の再生計画推進(現在一件進行中)、生ごみのモデル地区分別収集による資源化システムの構築などなど。


初年度は、2〜3件でも良い。


それがあれば、第2次環境基本計画は、万々歳で進み出すと思われます。

写真は、最終回のワークショップの様子です。