竹林整備の提案

NPO法人 しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」 です。


「しまだ環境ひろば」 では、市内で暴走している放置竹林、約1,000坪 (4ヶ所) の維持管理をしています。


いずれも、地主さんの了解の下でやっているのですが、今の実力ではこれ以上の面積拡大はできません。


他の地主さんからも、依頼や、了解があるのですが、とても手がでません。


しかし、放置竹林面積はどんどん拡大しているのです。


今日も、会員のKさんが、近々、八幡様の祭礼があり、道行く人が気持ちが良いようにと、一人で下草刈りをやってくれていますが、今の仕組みでは、やってもやっても、切がないくらい延々と維持作業が続いて行きます。


放置竹林面積は、どんどん拡大する中で、一部の市民団体が今の仕組みでやっている以上、発展はありません。


やはり、地主さんと、行政、地元自治会、市民団体(NPO団体)、個人有志などが集まって、”竹林整備隊” を結成し、その地区・場所の整備計画と、その後の活用方途を決めて、維持管理していく、ルールづくりをやらないと長続きしません。


竹の成長力は、物凄く速く、ついて行けません。


今までは、里山の山すそに拡大していましたが、いよいよ、山のてっぺんまで這い上がり、一部ではありますが、表層崩壊の危険が出てきています。


竹は、地下30cmくらいのところを根が這って行きますので、決して安全とは言えません。


竹林は、個人の持ち物ですが、地域に影響を及ぼす危険が出てくることが予想されますので、、地域として考える必要が出てきました。


何とか、整備をした後の、維持管理ルールを作りたいものです。


どこが中心になって作れば良いのでしょうか?


写真は、表層崩壊の危険が出てきた個所の放置竹林です。