NPO拠点づくり

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


過日の、「環境基本計画 進行管理意見交換会」 の場で、NPO (民間非営利団体) が集ったり、交流したりする拠点づくりが話題になりました。


拠点の機能は、NPO内の打合せ、NPO間の情報交換、各種情報収集、コピーや印刷機など事務機器利用などなど、NPOや市民がいつでも気楽に立ち寄れる場所である。


市民がNPOの事を知りたければ、ここに来れば殆どの情報が整っている場所でもある。第二の人生を世の中のために尽くしたいと考え、公共的サービスを担っているNPOに入会したいとする市民は少なくないと思います。


運営は、NPO団体の当番制も良いが、行政とNPO間の連絡や、業務連絡、市民対応などを担当する専任者を一人置きたい。


島田市では、十年越しの課題が未だ実現していない。


これまで実現しない理由は、


■ NPO自身の甘えの構造にもある。すなわち行政が作ってくれるという待ちの姿勢が背景にある。


本来、NPOとは、行政や民間企業ではできない公共サービスを自発的に実施する組織と考えられるが、とてもそこまで成長していない。


■ 行政もNPOとの協働 (一緒に働く) を提唱しているが、なかなかうまく運ばず、そういう中で、NPOの拠点づくりなどの話は進展しない。


行政でもできない、企業も手が出ない公共的サービスはこれからドンドン増えてくるものと思います。


要するに、両者とも真の協働の域に至っていません。お互いを理解し合いながら共通の目的を達成するために協力して成果を上げる 「真の協働」 を確立する必要があります。


それができれば、NPO拠点などすぐできると思うのです。


しまだ環境ひろばは、反対のための反対などするつもりは毛頭ありません。


良いと思ったことは賛成し、提案もします。


良く話し合った結果、決まった事は実行していきます。実行しなければ成果は出ませんので。


本件は、関係者が良く話し合って、速やかに結論を導きたいものだ。