急性呼吸窮迫症候群

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


歌舞伎俳優 中村勘三郎さんが、「急性呼吸窮迫症候群 きゅせいこきゅうきゅうはくしょうこうぐん」 という病気で急死しました。


この病気は、肺の中に液体が溜まって、血液中の酸素濃度を異常に低下させる、さまざまな病気によって起きる肺の機能不全だという。


重症の肺炎患者に突然起きる呼吸不全だという。


今、考えられる最高水準の医療技術を駆使したと、家族が話したが、それくらい死亡率が高い病気だという。


私ごとで恐縮ながら、筆者の兄も、この病気で11月29日急死しました。


病名は、「急性呼吸促迫症候群 きゅうせいこきゅうそくはくしょうこうぐん」 で、中村さんの病名と、二字違いですが病気は同じだそうです。


ただ違う所は、兄の場合は、普通の風邪から肺炎を発症し、細菌性肺炎治療を行なっている最中に、回復せず、「突発性呼吸促迫症候群」 と診断されて、その治療に入って、直ぐに呼吸不全に陥り、数日で急死したことです。


二週間前は、本当に元気でした。


インターネットを読むと、この病気の治療法は、酸素吸入とステロイドなどの治療薬を点滴で投与するしか方法はないとの記述でした。


中村さんも、同じ治療に至ったと思いますが、この病気に対する完全な治療法は確立されていないという。 何とか、早急に対策を確立してもらいたいものだ。

身近で起こった事象だけに、厳冬に向かい、本病気の拡大が危惧されます。


みなさん、風邪には充分注意しましょう。