農業をやる人が増えています

NPO法人 しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」 と 「事務局」 です。


周辺に、会社や団体を定年退職して、農業をやっている人が増えています。


■ 一緒に勤めていた友人の、SYさん、Oさん、STさん、Mさんは、リタイヤー後、農家を継いで、収穫物を市場に出荷をしています。

■ 同じく、Yさんは、周辺の農家から依頼されて、耕作を請負い、やはり市場に出荷しています。

■ しまだ環境ひろばでも会員の、Sさん、Tさんも、周辺の農家の農地を借りて耕作しています。

■ しまだ環境ひろばでは、4年前に独自に、COOP島田店前の休耕田を、地主さんから無償で借り受けて、「コミュ二ティ農園」 と名付けて野菜畑に再生し、現在一般市民が、17区画 18名で、自家消費の家庭菜園をやっています。

■ また昨年10月、市の支援を頂き、「御仮屋市民農園」 を開設し、現在41区画中で、25区画24名が、自家消費を目的に、家庭菜園をやっています。


ちょっと周りを見ただけでも、これだけいるのですから、全国ではこれらの人達が耕作している面積は計り知れないくらいに多いと思います。


これら市民の有志は、リタイヤー後、趣味と実益と生きがいを兼ねながら、少しでも世の中に貢献できたらと、自主・自発的に耕作放棄地の再生をやっているのです。


実は、耕作放棄地はもっと多いのに、これらの人が自発的に再生して、放棄面積を目立たなくしていると同時に問題も潜在化させています。


問題は、当会の農園事業も含めて、効率性や収益性が低く、それだけではとても成立たない状況にあるということです。


ボランティア (無報酬) だからできているのです。


農業の再生に向けて今後は、大規模化と、高品質化(安心・安全・うまい)の2極分化が予想される中で、上述のような地域の問題はどうなっていくのでしょうか。