御仮屋市民農園の土壌改良事業

NPO法人 しまだ環境ひろば 「水とみどり分科会」 と 「事務局」 です。


しまだ環境ひろば 「御仮屋市民農園」 は、昨年10月7日に開園し、一年が過ぎました。


市民20名程が、野菜栽培講習会を受けつつ、土壌も改良しながら一生懸命に野菜栽培に励んでいます。


この程、第二回目の ”土壌改良事業” を実施しました。


全41区画 (6坪強/一区画) の内、現在既に参加者が使っている個人畑
に、一区画当たり堆肥2袋(20kg/1袋)と、苦土石灰5kgを配布しました。


個人個人の土壌づくりの中で、配布した堆肥を有効に使ってもらおう、というものです。


昨年9月に、JAおおいがわさんに、「土壌診断」 をお願いし、その診断結果に基づいて、第一回目の土壌改良を行いましたが、今回二回目です。


長い間、休耕していたのでそんなに痩せた土地ではなく、土壌診断結果は、pH (ペーハー) は概ね良好で、窒素・りん酸・加里が不足する状況でした。


折角の自家栽園ですので、”農薬” は勿論のこと、”化学肥料” もなるべく使わないで栽培する市民が多い。


そのためには、多めの堆肥の施肥による土壌づくりと、小まめな管理 (トンネルの励行・害虫の除去など) しかありません。


今年は暑かったせいか、手を抜いている畑の虫食いは惨めでした。


農業はうそは言いません。良い作物は手を入れた回数に比例します。


これからも、自分で作って自分で食べるわけだから、安心で安全な野菜を作ろう、と話し合っています。