日本、「京都議定書」 約束値を達成か?

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。


日本は、1997年に京都で開催された国際会議にて採択され、2005年に発効した、「京都議定書」 の約束値をクリヤーしたようだ。


日本は、東日本大震災や、原発の全面停止、猛暑到来などで約束値の達成が危ぶまれていました。


京都議定書


■ 二酸化炭素 (CO2) など6種類の温暖化ガスの削減を決めた国際的な取り決めです


■ 先進国の排出を2008年〜2012年の年平均で、1990年比5%減らすことが目的です。


■ 国別では、日本が6%EUが8%アメリカは7%などと定められました。その後アメリカは2001年に離脱しました。


■ 現在急成長している、中国やインドは削減義務を負っていません。


2008年〜2012年の総排出量は、1990年比1・4%増えたが、森林吸収や、海外からの排出枠の取得などを加えてやっとで6%の削減に到くと言う。


現在、新しい枠組みの取り決めに向けて、ポーランドワルシャワで、「COP19」 が開催されています。


日本は、京都議定書のクリヤーと、新しい目標 2005年比で3.8%削減を公表するという。


一日でも早く、全世界が一致して、それぞれの目標に向かって努力していく環境を作りたいものだ。