市民(児童を含む)環境教育を考える

NPO法人 しまだ環境ひろば 「環境教育分科会」 と 「事務局」 です。


今日 (1月4日 土) は、「島田市の循環型社会を考える会」 の今年度の活動報告、新年度の活動計画の検討会に出席しました。


島田市の循環型社会を考える会は、市民、団体、学校、事業者および行政との協働による環境まちづくりや、資源循環型社会のあり方考える事を目的にしています。


そのための手段として、「環境教育プログラム」 を提供していこうというものです。


環境教育プログラムの内容は、


■ 小学生対象に環境教育プログラムの企画・立案・実践活動
■ 小学校への出前授業
■ 市民を対象とした循環型社会形成に関わる活動
■ 活動報告会
■ 環境に関わる情報提供 など


環境教育プログラムの目的は、


■ 児童期における環境に関わる体験学習によって、環境に配慮した態度を形成し、青年期からの環境配慮行動を実践できるような素養を身につける。
■ 児童相互、あるいは多様な人と関わりあうことによって、自身の行動を振り返り、児童自身があるべき行動を考える。
■ 児童の保護者や住民の参加によって間接的に島田市民の環境意識を高めたり、ライフスタイルの見直しなどにつなげていく。
■ 島田市の産業、地理、環境、まち、歴史、文化を知り、学校教育における社会や理科などの関心を高め、教科教育の一助になることをめざす。


「第二次島田市環境基本計画」 の、”しまだエコ活動” にも登録し、市長名の承認も頂いて、平成25年度の活動を続けています。


指導者および講師は、福岡工業大学社会環境学部 仁科信春教授 (島田市出身・考える会の代表に着任) にお願いしています。


昨年5月から、児童教育 5回、市民セミナーを2回開催してきました。


案内状は、都度、数小学校4・5・6年生を介して、各家庭に配布させてもらいましたが、肝心の受講生が少ない事が最大のネックです。


企画の問題なのか、市民の環境意識が低いのか。


今日の会合では、この問題に終始しましたが次の結論を得ました。


■(1)島田市民の環境意識や、市民環境教育の体系的ビジョンの希薄問題
    → 本件は、長期課題として取り組む
    → 市や市民団体がどんな良い施策を打ってもこれが無ければどうしようもない重要な問題である。


■(2)新年度活動計画 → 本件は関係する部門の協力を得ながら、地道に単年度の活動を積み上げていく。


それぞれ並行して、問題解決と活動遂行をしていこう、ということになりました。


先は長い。頑張って行こう。